24日のクリスマスイヴに一人の男性が天国に旅立ちました。
私達と同じ職場にいた48歳の社員です。今年の春頃から腰が痛いと言っていて我慢出来なくなり医者に行ったところ、膵臓ガンで一部肝臓にも転移している状態とのことでした。48歳という若さゆえ進行も早く24日の未明に息を引き取ったとのことです。
経歴がユニークで、二級建築士の資格がありながらはコンピューターのSEをしていたのですが、どうしても建築の仕事がしたいとのことで当社に入社してきました。
しばらくして当社も電算化が進み、どうしても専門家がいるということで説得して現在の立場になってもらいました。それまではソロバンや電卓が主流でしたが、彼のお蔭で一気にパソコンが普及し、データがしっかりするようになりました。現在の経理のデータ管理の礎を作ったと言っても過言ではありません。
寡黙な性格で人付き合いは下手でしたが仕事に対する情熱は人一倍でした。
感謝しています。本当に残念です。心からご冥福を祈りたいです。