飯島建設株式会社

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官僚 2019.4.16

 中学や高校の歴史の授業で、中国の「科挙」という官僚の雇用制度について教えられました。日本もそれを見習ってその制度を採り入れ、埋もれた優秀な人材を発掘して国力の向上を目指しました。

現代で言えば、東京大学法学部がそれにあたるのでしょうか。優秀な官僚を輩出するために作られた学部だと聞いています。確かに官僚には東大卒が多いことが実証しているのではと思います。

ところがここ数年、官僚志望の東大生が激減しているのとのこと。要因はいろいろあると思いますが、一つにはその官僚の能力を上手く引き出せない低レベルの政治家が多すぎるのが要因ではないかと思います。

過日、辞任した五輪担当大臣を見る限り、私ですら大臣くらい出来るのでは思ってしまうくらいのレベルの低さです。自分が担当しているオリンピック憲章はもとより、東京オリンピックのコンセプトすら読んでいない人が大臣なんぞ務まるはずはないですし、官僚の能力を最大限発揮させることなんて無理でしょうからね。

この手の低レベルの政治家を役職とは言え後ろから支えているのをテレビで見ていれば、自分の能力を発揮する以前の話になってしまいます。家庭教師レベル以下ですね。これでは官僚になりたいという東大生は少なくなるでしょうね。

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