最近、朝ドラにはまっています。
といっても今週の題名が「紺碧の空」ということで、紺碧の空の誕生秘話を描かれています。今の若い人はあまり校歌や応援歌には関心がないかもしれませんが、我々時代の早大の学生で知らない、歌わない人はいなかったと思います。
コンパ(意味わかりますかねぇ?要はみんなで集まってワイワイガヤガヤ酒を酌み交わすこと)がよく開かれました。春は新入生歓迎コンパ、卒業シーズンは卒業生追い出しコンパと称して大学近くの食堂などで開かれました。
その締めには必ず、最初に「紺碧の空」を謳い、次に第二校歌と称せられる「人生劇場」、そして最後に「校歌」を歌ってお開きになりす。
この人生劇場は、尾崎士郎作の小説で青成瓢吉という青年が主人公の物語で、早稲田大学に入学しその学生生活などが多くのことが掛かれています。
コンパの歌の際は必ず口上があり、それに合わせて歌います。
まず、「早稲田の森が芽吹くころ、花の香りは沈丁花、人生意気に感じたらびくともするなと銅像がびくともせず風に立つ。・・・・・・ああ、夢の世や夢の世やよ、頃は三歳のその昔、いと懐かしき父母や、十有余年がその間、朝な夕なに眺めたる・・・・浮きたつ雲に誘われて、一人旅立つ東京の学びの庭は早稲田なり!」と叫んで、
世間では三番までしかない歌詞を、我々が歌う時は四番があり、
「はした役者の俺ではあるが、早稲田に学んで波風受けて、行くが男のこの花道を、人生劇場いざ序幕」と歌います。こういうことなので、今週の朝ドラはOB必見だと思いますし、大変喜んでいると思います。