毎日テレビや新聞ではコロナウィルスの話ばかりです。
日本の情報のみならず世界の情報も流れています。マスコミは、いやドイツはこんな支援をしているとか、アメリカはこうだとか海外の良く見える点だけを強調して、その土台にある社会環境については全く無視しているように思えます。
果たして日本と外国は国の状況は同じなのでしょうか。アメリカは健康保険制度がありませんが、日本はあります。そういう状況なども考慮して考える必要があるのではと思います。
かつて、日本の住宅が高いとマスコミで騒がれた時があります。ただ、坪単価だけを比較して「高い」とマスコミが報道しました。しかしながら、電気代もガソリン価格も日本の1/3程度です。単純な比較になりません。それでもマスコミはそういう状況を知ってか知らずか「高い」でした。
一方で、それに甘えることなく政治もしっかりしてもらわなければなりません。今頃になって、コロナ対策が遅いという野党。
「苛政は虎より猛し」(かせいはとらよりたけし)という中国の古い諺があります。これは、昔、墓の前で泣いている女性に話かけると、父、夫、子供が虎に殺されたとのこと。その女性に、「どうしてこんな恐ろしい虎がでるところからにげないのか」と聞いたところ、ここは悪い政治がないからです」と話したとのこと。
将来、この時期の政治がそうならないように、与野党の政治家には政治家としての仕事をしてもらいたいですね。