昨日、シリアで過激派組織に捕らわれていた安田さんが解放され、日本に帰国したニュースが大々的に流れていました。
解放されて本当に良かったです。その陰で「自己責任論」についていろいろと報道されていましたが、ジャーナリストはこぞって「自己責任論」を否定していました。
第三者の我々から見れば当然のことながら、自分たちの仲間をかばうでしょうし、明日は我が身ということもあり得る訳ですから、自己責任論を否定するのは無理はないと勘ぐってしまいます。
個人的な意見ですが、まずあの方は拘束されたのが2度目ですよね。それは自己責任の域ではないでしょうかねぇ。また、報道を生業としておられるのだから無事取材して帰った来たのなら、その取材したものは当然報酬を得ることになるんですよね。
で、もし、拘束されたら我々の税金で身代金を払えということになり、それはそれで納得がいきません。左系の新聞記者が、テレビで「決して自己責任ではない。日本のメディアが行かない危険な地域に行き、真実の報道を彼らが行っている。彼らが民主主義を守っている」と力説していました。私には自己弁護にしか聞こえなかったです。
日本のメディアが危険な地域に行かないことの方が問題であって、それをそっちのけで、自己責任論を否定することはおかしいと思います。真実の報道をひょうぼうするなら、福島原発がメルトダウンを起こした時に日本のメディアはどうして誰も進入禁止エリア内に立ち入って報道させろと言わなかったのでしょうか。遥か離れたところから超望遠カメラで撮っているだけ。そういう時は国の方針に逆らわない。そういうメディアの態度が民主主義をおかしくすると思うのですが。矛盾していると思いますね。