いきなりですが、カチンと来ました。
「石」をつくれる男としては10日目を迎えています。
残念ながらまだおしっこから「石」は出て来てくれません。
従って、現在は「三寒四温」ならぬ「三痛四穏」のような状態が続いています。
ただ、過日お話ししたように、その激痛のいなし方はなんとなくマスターした気がしています。
激痛の症状としては、先ず右腹の下部辺りに鈍痛が静かな波のようにやって来て、その後大波となり激痛に変わって行きます。いなしの要領は、その波がまだ沖にある内に、ジャンプと歩行を何回も繰り返すのです。
暫くすると、大波が押し寄せる前に波が退いて行く場合が多くなりました。もちろんいなし切れない時は、鎮痛剤に頼ることになります。
さて、カチンと来たことです。
私の親戚には、「石」をつくれる男としてのベテランがいます。私より2つほど年下ですが、その経歴は長くかなり経験豊富です。
今回、アメリカ出張から戻ったその日に発症し、激痛の原因が尿路結石だと分かった時点で、このベテランにいろいろと相談したのです。
ベテランは、「痛さを紛らすには、歩くことと温めることで効果がある。」と教えてくれました。なので、いなし方のヒントも貰ったことになります。
しかし、その際、このベテランが痛みで苦しんでいる私に余計なことも言い放ちました。
「社長、ところでアメリカで砂でも食べて来たんですか?」と。
カチンと来ました。
で、頭に来ながらも話を聞いて見ると、この言葉は、以前このベテランが「石」の激痛で苦しんでいる時に、「お前、何回も何回も石が出来るけど、普段砂でも食べているのか?」とこの私が言い放った言葉だったそうです。
「口は災いの元」、「身から出た錆」とはこういうことを言います。
以上です。