いきなりですが、今日は3月11日です。
そうです。あの東日本大震災が起こってしまった日となります。
あの日から13年の歳月が流れました。
実は、13年前のあの日、私は海外にいたのです。日本との時差が1時間あり、現地のほうが1時間遅い地域でした。
当日は、午前中の早い時間に遺跡なんかを巡り、一度ホテルに戻り、現地の13時位(日本の14時)から遅いランチを食べていました。
その後いったん部屋に戻って、NHKの海外向け衛星放送を視ると、なんだか海や川の映像が流れていたのです。
しかも見るに堪えないような悲惨な動画。
「えっ?」「なに?」と思っていると、画面には「LIVE」と。
「嘘でしょう!」と。
直ぐに、会社から「会社と社員は大丈夫だが、東北地方が大変なことになっています。」と連絡が。
それからは、予定を変更して緊急帰国の段取りです。しかし、羽田空港も成田空港も閉鎖。当時は、羽田空港への国際線の乗り入れは限られた路線だけだったので、成田が閉鎖されると国際線はほぼ麻痺の状況になりました。
目に飛び込んで来る映像やNHK衛星放送のニュースからは絶望的な情報ばかり。
気持ちだけが焦りました。
でもどうすることも出来ないあのやるせなさ。
結局震災から2日後に帰国することになるのですが、現地から成田空港にどうやってどんな段取りで着いたのかの記憶が飛んでいるのです。
それが未だに思い出せません。
東日本大震災で犠牲になられた1万5900人余の方々のご冥福を改めましてお祈り申し上げます。
また、未だ行方がわからない方々が2520人おられるそうです。
未だに見つかっていない方々の為にも、我々にできることは、この大災害を風化させないこと。もちろん能登半島地震も含め、今後も復興にコミットして参ります。
以上です。