いきなりですが、2年に一度くらいのペースで贅沢をし、友人が営むテーラーでスーツを仕立てています。最近ではクールビズが主流となった影響で、夏にスーツを着ることがほとんど無くなったので、秋冬用のスーツしか仕立てることがありません。
先日、そう言えば今年はスーツをつくる年だったことを思い出し、このままだと完成までに冬が終わってしまうと、慌ててこのテーラーに行ってスーツをオーダーして来ました。
スーツのお仕立ては、まずは生地選びから始まります。とは言え、遥か昔から、人様から戴いたりしたスーツを除くと、私の場合、スーツの色は「ダークネイビー」か「ダークグレー」と決まっています。
ですから、何も言わなくても、その系統の生地がテーブルの上に広げられ、そこから選ぶのですが、私、生地選びには5分と掛かりません。一見した時の感覚で選びます。
テーラーの友人は、「本当にいいんですか?」と聞くのですが、本当にいいんです。
オーダーを済ませ、次回は仮縫いの時にこのテーラーを訪れることになります。
で、このテーラーなんですが、とても面白いことを言うのです。
「飯島さん、このスーツいい生地なので、あまり着ないで下さね。」
「えっ?」「あまり着るなって?」
何のためのスーツなのか・・・。
でも、この言葉が頭にこびりついているのか、仕立てたスーツがあることを忘れてしまっていることもあり、結果このテーラーの指示通りになっていると言うお話です。
どうでもいいですね。
失礼しました。
以上です。