いきなりですが、ひと悶着ありました。

　と言うのも、先週土曜日はいつもより遅めの時間から散歩に出かけました。

　いつもの通り犀川の堤防道路を散歩です。ここ半年くらいだと思うのですが、この堤防道路の突き当りには、スケートボードの練習器具が置かれるようになりました。写真は撮り忘れましたが、全て手作りと思われます。スケートボードの世界では「セクション」呼ぶのだそうですが、平均台のようなものや、反り返った板のような物の他3～4種類のセクションが置かれています。

　週末は、堤防道路を東西の行き止まりから行き止まりまで約7キロ歩きます。その西の行き止まりにセクションは置かれています。

　初めてこのセクションを使って練習する彼らを見たのは3か月ほど前のことです。この日も週末でした。朝の8時半くらいだったでしょうか、西の行き止まりに数人の若者がたむろしているのが見えました。

　「あそこまで行ったらおやじ狩りに遭うかな？」と心配になるような感じの雰囲気が伺えます。とは言え、おじさんは妥協しません。西の端まで行くと決心し歩みを進めました。

　と、年のころだと中学生から高校生と思しき今どきの若者は、私が歩くためにスケートボードの練習を中断し、さっと道を空け、更に「おはようございます。」と。

　なんとも気持ちのいい彼らでした。

　で、先週の土曜日です。

　以前と同じような時間に散歩にでると彼らが練習する姿が見えました。しかし、いつもと様子が違います。彼らがつくる輪の中に私よりはるかに年上とわかるおじさんが、30ｍほど離れた場所からも聞こえるような声で何かを言っています。近づくと、要するに「ここはスケートボードする場所じゃない。」とお説教です。

　この堤防道路、恐らく国土交通省の管轄で、おじさんの言う通りスケートボードする場所ではありません。

　でも、私おせっかいなのです。

　「たしかに、おっしゃることはその通りですよね。」「ここはスケートボードをする場所じゃありません。」「でも、まあ迷惑を掛けているわけじゃ無いし、終わった後はちゃんと端に片付けているし、このくらい良いんじゃないですかねー？」

　と、おじさんと暫くやり取りがありましたが、最終的には「管理する行政がどけ言ったらどく。」ことを約束に場がおさまりました。

　彼らは礼儀正しくとても好感が持てます。しかし、おじさんの言っていることも正論です。

　「この結末、ちょっといい人過ぎるだろ！」と言わないで下さい。

　以上です。