いきなりですが、今年はうさぎ年ですね。
さて、昨日は建設業界の新年賀詞交歓会が3年ぶりに開催されました。
善光寺さんの大勧進にて護摩焚きをして頂き、今年1年の安全を祈願して、その後は賀詞交換会となりました。
その際、ご挨拶をさせて頂く機会があったのですが、そこで、うさぎ年と災害についてのお話をさせて頂きました。
奇しくも、週末にかけて日本列島は10年に一度の寒波が来ると予想されています。
近年では、毎年のように「数十年に一度」や「観測史上初」と表現される大雨等が発生し、大きな被害をもたらしています。
そうそう、この「10年に一度」って何を根拠に言っているのか気になったことってありませんか?
そこで、Googleさんに聞いて見ました。
実は気象庁では、確率降水量というものを出しています。
確率降水量とは過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出したものです。気象庁HPを見ると、東京の場合、1日で260mm以上降るような大雨は、平均すると50年に一度の確率で起こりうるとされています。さらに、289mmだと100年に一度、318mmだと200年に一度となっています。
もちろん、この確率降水量は地域によって異なります。
とのことでした。
さて、うさぎ年の話しです。
うさぎ年と言えば、うさぎは跳躍力に長けていることから飛躍や向上するチャンスの年と言われています。
ただ、新年早々縁起でも無いですが、うさぎ年は「災害の多い年」とも言われています。
前回12年前のうさぎ年は未曽有の大災害「東日本大震災」が発生してしまいました。同年には紀伊半島豪雨が発生、今では気象用語として定着をしている「特別警報」はこの豪雨によって生まれた警報です。
また、俗に言う「38豪雪」や、古くは、浅間山の大噴火もあったようです。
皆さんご認識の通り、災害は既に「まさか」では無くなってしまいました。
残念ながら「起こること」としてとらえる必要があります。
我々の建設業界は、これまでも、そしてこれからもひとたび災害が発生したらいち早く災害現場の先頭にたって、県民、市民の命と財産を守る責務があると思っています。災害が起こらないことに越したことはありませんが、今年もいざと言う時はその自負を持ってことに当たって行くつもりです。
昨日は、そんなことも確認し合った、賀詞交換会となりました。
「真面目か!!」と言わないで下さい。
以上です。