今朝の新聞で、あの謎の風刺画家「バンクシー」が、2015年に発生したパリ同時多発テロ現場の一つであるバタクラン劇場に残した作品が、今年1月から盗難にあっていたところ、このほどイタリアの農家で見つかったという記事が載っていました。
この記事は私に取ってはとてもレアなお話し。
と言うのも、昨日は軽井沢で地鎮祭があったとお話しましたが、地鎮祭後にお施主さんの家で計画の詳細や工事工程について打ち合わせをすることになりました。
施主「打ち合わせの前にさ、ねえ、バンクシーが来たんだよ。」「駐車場。」「見ていく?」
我々「もちろん、お願いします!!」
そうです。お施主さんがお施主さんだけに、一人を除く我々は、すっかりあの謎の画家「バンクシー」が軽井沢に現れてお施主さんの鉄筋コンクリート造駐車場に絵を描いて行ったのだと思い込んで、「おいおい、凄いなー!!」と大興奮です。
さて、どこに描いてあるのか?
施主「これこれ。」「イギリスからようやく届いたの。」
我々「???」
Kさん「これ、V12ですよね?」
施主「そうそう、もう作ってないんだけどね。」
我々「えっ?」「車???」
そうなんです。そこにあったのは絵では無く車。
その車は「アストンマーティン・ヴァンキッシュ」と言うのだそうで、お施主さんが略して「ヴァンキッシュ」と。同席したKさん以外の、当社4名全員は「バンクシー」と聞こえた。「バンクシー」の本物が見れると期待していたのですが、「ヴァンキッシュ」という車だったのです。
ただ、Kさんに後から慰められました。「飯島さん、バンクシーは見れなかったけど、ヴァンキッシュはヴァンキッシュで凄い車ですから。」と。
残念な私でしたとさ。
以上です。