台風19号が直撃した先月12日から行方不明になっていた長野県佐久市の男性が発見されました。
警察をはじめとする多くの方々が捜索に当たっていましたが、中々発見することが叶いませんでした。しかし、3日の午後になって、佐久市の千曲川の中州で残念ながら遺体で発見されました。
故人は、12日の夕方、台風用心のために土嚢袋を取りに行くと言ったまま行方不明になってしまいました。
その後、前記のとおり長野県警を始めとする関係者の皆さんによる懸命な捜索が約3週間に渡り続いていましたが、捜索は難航しました。その間、故人の家族や親族、そして友人も加わり捜索活動は続きました。
また、故人の奥さんは、故人が家に携帯電話を置いて行ったままなのを知りながら、毎日、故人に、「どこにいるの? 帰ってきてね。」とメッセージを送り続けていたそうです。
そして、ついに3日の午後、なんと、故人の家族や友人によって発見されました。
故人の奥さんが、残念な姿ではありますが、ようやく家に戻った故人に語り掛けた言葉が、「おかえり。」「痛かったでしょうね。」「冷たかったでしょうね。」「見つけてあげられくなくて悪かったね。」「帰ってきてくれて、本当にうれしいです。」だったと・・・。
そして、約3週間故人の携帯電話にメールを送り続けていた奥さんが、発見された遺体が娘さんによって故人と確認された時、「お父さんお帰り。」「長い長い3週間だったね。」「やっと家に帰ってこれるね。」「みんなで待ってるよ。」と、最後のメッセージを送ったとのことでした。
以上です。