飯島建設株式会社

BLOG グループ代表ブログ

グループ代表ブログ > これから絶対に変わる

これから絶対に変わる 2021.5.14

 いきなりですが、長野県では先月参議院の補欠選挙が行われました。

 私は、18歳に選挙権が与えられてから、選挙のたびに若者(18歳から40歳と規定)の投票率を気にするようになりました。今回は、全県区での選挙でしたが投票率は54.29%と低調で、やはり若者の投票率の低さが見て取れました。要するに、選挙のたびに言われる「若い世代は政治に無関心」ということになります。

 しかしです。これからはこの傾向は違ってくると思っています。

 以前にもこのブログで記させて頂きましたが、先進国と言われている日本で、GDP世界第3位の日本で餓死する子供がいる。   
 更に日本では、7人に1人の子どもが「相対的貧困」の状態にあるといわれています。これは政府が2009年に世帯所得が標準的な所得の半分以下の世帯(相対的貧困)割合の調査を行って初めて世に出たデータですが、そこで見た目の豊かさでかき消されていた貧困家庭の存在が明らかになったのです。政府も対策に乗り出し「子どもの貧困対策推進法」の改正も進めていますが、この時点で豊かな国のはずだった日本の驚くべき実態が明らかになったのです。

 そこで考えて見て下さい。

 世界に目を向けると政情が不安定だったり、貧困な国や地域では、10代の兵士も存在しますし、10代、20代で自らの命を賭して革命に参加しなければならない若者たちもいます。10代、20代から国や民族の行く末を憂いて戦場や革命の舞台に立つことを余儀なくされています。もちろん、こちらは強制的だったり扇動的な誘導だったりマインドコントロールと言う側面があるでしょうから、日本の抱える貧困問題から派生が懸念されるような問題と種類は違いますが、それでも、そもそもは貧しさに起因している面では同じ要素があると思ってしまうのです。

 なにが言いたいかと言うと、今後日本においても、例えば幼い頃に3度の食事に窮するような貧しい思いをした子供たちが有権者になった時、当然兵士になることはあり得ませんが、国の政治に無関心でいられるでしょうか?私は絶対にあり得ないと思っています。凄く政治に関心を持つことになると思うのです。

 現在の「若者の政治無関心」は、これまでは豊かだったので、いや豊かに見えたので別に政治を変える必要性を感じていないだけの話だと思います。

 と言うことで、日本の若者の政治への関りは、ここ10年で大きな変化が来ることを予想します。

 以上です。

飯島建設株式会社