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これが現実か 2024.12.18

 いきなりですが、小学生のお子さんが、「将来プロ野球選手になりたい!!」と言って、とても頑張って野球に向き合っていると言うご夫婦と、先日お話しする機会がありました。

 その際、野球に真剣に取り組む子供を持つ親として、悩みがあるので相談に乗って欲しいと言われたのです。

 というのも、野球はチームスポーツでありながら、エースとして期待されていたのに四球の連発で大量点を取られてしまうとか、絶対にしてはいけない大事なところでエラーをしてしまい負けにつながったりとか、ここ一番の場面で三振をしたりとか、凡打に終わってしまったりして、個人のミス等が敗戦の原因となるケースが多いスポーツです。

 もちろん、他の団体スポーツでもそのようなことはあろうかと思いますが、野球はそんな場面が特に多いと思います。

 で、このご両親からの相談ですが、要するに、息子さんのエラーや三振が原因でチームが負けてしまった時、いつも教えて貰っている監督やコーチ、それに一緒に応援している他の保護者の目が気になってしまう。また、ミスをした子供の親として皆さんに対してどんな対応をしていいか分からない。

 更に、自分のミスが原因でふさぎ込んでしまっていたり、時には悔しくて泣いている子供に対し、親はどのように接するべきかをとても悩んでいると言われていました。

 これが現実なんですね。

 まず、この子は悪いことは何もしていないのです。
 なので、もしそのミス等をなじるような監督やコーチ、それに保護者がいるようなら、そんなチームは離れることをおすすめします。

 また、子供が自分のミス等で負けてしまったことを極端に気にしてふさぎ込んでしまっていたらどうしたらいいのか?
 極端で無ければ、私なら放っておきます。なぜなら、子供は何も悪いことはしていないので。

 ただ、小学校最後の試合とか中学校最後の試合とかの凄く大切な試合でミス等して、それが原因で負けてしまった場合、明らかにかなりのショックを受けていたなら、私ならおそらく「今日も一生懸命やったのか?」と聞きます。そして、その子が頷いたなら、「よく頑張った!」と言ってただ抱きしめてやると思います。

 まあ、この手のお話しはそれぞれの親の考え方だと思うので、正しい答えなんてありません。

 ただ、決して相談することが悪いとは言いませんが、された時は「野球離れの原因はこんなところにもあるのかな。」「これが現実なんだな。」と考えさせられました。

 以上です。

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