過日、元プロ野球選手で、現在はとある企業のリクルートを担当されている方の話を聞く機会がありました。
その際、その方が戦力外通告を受けたプロ野球選手のセカンドキャリアサポートの際や、もちろん一般の学生に話をしている内容の一部を紹介して貰いました。
ただ、この内容の判断が実に難しい。
以下に、その方が4月1日に自社の新入社員に向けてお話した内容を記します。
『ワクワク感なんて捨てろ』
『世の中に出ると辛く苦しいことだらけだ』
『スポーツをやってきたから何でも乗り越えられると思うな』
『生半可な気持ちで社会に出るな』
全部嫌味に聞こえるだろうが、これらは全て事実。いいイメージを持って社会に出るから、イメージ通りにならないとブラック企業だと叫び、こんな筈じゃないと愚痴を言い、俺、私のやりたい事は違うと逃げていく…。
世の中を生き抜くためには自身の気持ちを鍛え直せ。最後に頼れるのは自分しかいないんだから、自分と会話し、常に前に前に歩いていけ。荒波に自分から飛び込み、跳び越えろ!
と、このような内容。
「おいおい、今、この世の中で、ここまで言うか???」って感じですよね。
実は、昨日は地元労働基準監督署主催で、各業種の安全衛生関連団体が一堂に会し、働き方改革法施行に当たっての合同報告会と本年度の事業計画発表会があったのですが、前出の方の話とは真逆な報告と発表。この報告会・発表会にこの方を連れて来たい衝動に駆られたと言うお話です。
失礼しました。
以上です。