いきなりですが、甘いものはあまり好んで食べ無い方ですが、なぜかカステラは好きなんです。ブログで個店を言うのも何ですが、特に福砂屋のカステラには目がありません。
さて、カステラと言えば語源はポルトガル語だと言われています。
カステラ=パォン・ジィ・カステーラ=カステラパン
カステラの他にも食べ物でポルトガル語が語源になっている有名なものと言えば、
金平糖=コンフェイト=砂糖菓子
天ぷら=テンポーラ=味付け、固くする
パン=pão (パン)=pasco(ラテン語)=食物を与える・養う
ばってら=バッテーラ=小舟
この他、もちろん諸説ありますがちゃんぽん、コロッケ、ビスケット、ボーロ、それにキャラメルなんかもポルトガル由来だと言われていて、甘いものが貴重だった当時、キリスト教布教の為にこの甘い菓子等が宣教師によって配られていたようです。
また、最近知って驚いたのは、私の大好きな「そぼろごはん」の話。先月とある焼き鳥屋さんに連れて行って貰う機会があったのですが、食事の締めにその「そぼろごはん」が出て来たのです。その際、焼き鳥屋さんのオーナーから「そぼろごはん」の「そぼろ」も実はポルトガル語が語源だと教えて貰いました。
オーナー曰く、「そぼろの語源はポルトガル語の『ソブラード』から来ている。」「要は、余りものという意味ですな。」
「なるほど!!」「余り物って意味なんですね。」
すると、すかさず「ただね、うちのは余り物で作ってないから。」と、ちょっと気難しそうで私の苦手なタイプのオーナーの一言。
私は心の中で「そんなこと分かってるよ。」と思いつつも、帰りはいちおう笑顔で「オブリガート」と御礼を言って店を出ました。
まあ、伝わっていないかも知れませんが。(笑)
以上です。