いきなりですが、世の中にはいろいろな人がいます。
と言うのも、うちの会社の近くなのですが、同じ人が同じ場所で何回も何回も救急車を呼ぶのです。
もちろん体調が悪い場合は仕方がありません。
しかし、この人の場合、何回か救急車が来た時の様子を見たのですが、直ぐに病院に搬送されると言う状況では無いようで、この人と救急隊員が暫くの間話し込んでいて、結局は救急車に乗らなかったりする場面も何度かあったのです。
少しネットで調べて見ると、以前も話題になりましたが、救急車を呼んだ理由として、例えば「指がささくれて痛い」とか、「今日は入院予定日だから病院に行きたい」とか、「眠れない」とか、極めつけは「寂しい」等々の理由で呼んだというケースもかなりの数に上るようです。
一度、先の方が救急車を呼んで何事も無く散会する場面に出くわした時、たまりかねた当社の社員が救急隊員に尋ねたそうです。
「いつもいつもここであの人が救急車を呼んで、結局はなにもしないで帰ることが多いのを見ているが、これが大したこと無いと分かっていても駆けつけなきゃいけないの?」
救急隊は答えたそうです。
「救急車を呼んだ方の様子は確認しないと分かりません。」「任務なので急行します。」と。
なるほど。
複雑ですが、救急隊員の答えは正論です。
そして誇りに思いました。
ただですよ。それにしてもですよね。
以上です。