これまで経験した、父の死や祖父母の死、そして大切な人の死。
いや違う。その時のような悲しみの感情じゃない。
昨日、この人の突然の訃報に接し、考えて見ました。でも、なぜかこの人が亡くなってしまったことを、人の死として捉えることが出来ないのです。
例えば、長い時間使い込んで来たものを失う。愛用品を失う。捨てるに捨てられない愛しいものを失う。子供のころから通い詰めた店の突然の閉店・・・。
昔から必ず傍においてあるものが無い。絶対にそこにあるから安心していたものを失くす。よもや無くなるなんて思っても見なかったものとの強制的な別れ。どうでしょう?先の災禍で首里城を失ってしまった時のような、そんな気持ちか?
いくら考えても、うまく気持ちが表せません。
志村けんさん、とても残念です。
合掌