いきなりですが、新車のならし運転や、新しいタイヤのならしって、既に必要では無くなっているものだと思っていました。
そこで少し調べて見ました。
慣らし運転は必要なのか?
昔の自動車は今ほどパーツの生産精度が高くなかったため、新品のときにエンジンやトランスミッションなどに軽い負荷をかけ金属同士の余計な摩擦をとっておかないと、後々車両のトラブルや不調の原因になっていました。そのため、ならし運転は必ずするものという認識が一般的だったのです。しかし現代ではパーツの精度が飛躍的に高まり、改めてならし運転をしなくても高い性能を維持することができるようになりました。
タイヤのならし運転は必要なのか?
新品のタイヤに交換した時はホイールとタイヤを慣らしておく必要があります。そこで重要となるのが、ならし運転(走行)になります。これは丁寧な運転で、ある程度の距離を走行するというものです。ならし運転は時速80km以下の速度で100km以上の距離を目安に行いましょう。ただし、タイヤメーカーによっても走行距離の目安は異なってくるため実際に慣らし走行をする場合はメーカーの数値を参考にするのがおすすめです。
と言うことで、車のならし運転はほぼ必要ないが、タイヤのならし運転は今でも必要だと言う結果に驚きました。
そこで、以下の写真をご覧下さい。
先週末のことです。年末の挨拶回りを慌ただしくそれこそ分単位で行っていた時のことです。見通しの良い道路で、前に車もいないのに、時速30kmほどで走行している車がいたのです。
イライラはしたくありませんが、かなりストレスが溜まります。
更に近づくと、その車の後方になにやら看板が。
「タイヤ ナラシ中」
マジか!!
「この年末の忙しい時に!!」と余りにもイライラしたので、本当にならしが必要なのか?と上記のように調べたところ、この「タイヤ ナラシ中」の人の方が正解だったのです。
それでもです。私なら年末の忙しい中、市街地の道路で「タイヤならし」は絶対に致しません。
以上です。