いきなりですが、過日、お世話になっているお客様の会社が企画した旅行に参加させて頂きました。羽田空港から飛行機を使っての旅行でした。

　さて、飛行機を自分で予約する時は、いつも通路側の席なのですが、今回はお任せをしていたので窓側の席となりました。なんだか窓側の席も良いものです。久しぶりの窓側に、少し興奮しながら滑走路に向かうまでの光景をゆっくり見ていると、これがなんだか滑稽に思えて来たのです。

　何が滑稽かと言うと、あんな大きい図体をした飛行機がぞろぞろと前の飛行機のお尻を追いかけながら、離陸までの順番をしっかり守っていること。そんな場面を見ていると、なんだかとてもかわいく滑稽に見えたのです。

　で、「そう言えば、いつかの場面に似ているよなー。」と記憶を辿ると、そうそう思い出しました。どこだったかは忘れましたが、そこは高級店では無いのですがとても有名な食堂で、お客さんが列を作って待つほどの繁盛店。私は、ごはんを並んでまで食べるタイプでは無いのですが、この時は同行した友人に口説かれて、嫌々並んでいました。

　そんな中、ふと気がつくと、そこに普段は大物感たっぷりの政治家の方がいたのです。しかも、なんとこのお店のごはんを食べる為に、しっかり順番を守って並んでいたのです。

　大きな飛行機がちゃんと順番待ちをしている光景を見ていて、以前、大物政治家が食堂で順番待ちをしている姿を思い出したという話となります。

　以上です。