いきなりですが、衣替えもほぼ終了しネクタイをする季節がやって来ました。
でも、何でネクタイをすることになったのか不思議に感じる56歳です。
そこで、いつものように調べて見ました。
ルーツは、お洒落の国フランス。時はフランス国王ルイ14世(在1743〜1715)時代に誕生した「クラヴァット」が起源になっているようです。
「クラヴァット」とは、首の周りに巻くスカーフ状の布の事で、クロアチアの騎兵が首に巻いたスカーフとのこと。ネクタイはフランス語では「クラヴァット」と言うそうです。因みに、クロアチアはフランス語で「クロアット」。この「クロアット」が「クラヴァット」に転化したそうです。
「クラヴァット」が誕生する以前は、肩全体を覆うほどの大きなレースの衿が流行していました。BIGBOSS新庄の衿とはちょっと違う感じですかね。(笑)
ところが1660年頃から男性の間で「かつら」が流行し始めました。よく学校の音楽室に飾ってあるモーツァルトとかバッハが写真の中で被っている例のやつですね。
その「かつら」の長い巻き毛が大きなレースの衿を隠してしまうことから、「かつら」で隠れない胸元の方に衿が寄ってきたといわれています。それが現在の「クラヴァット」、要はネクタイにつながっているんだそうです。
中尾彬さんのトレードマークになっている、例のうねりのあるスカーフ状のタイは、昔の「クラヴァット」から今の「クラヴァット」に進化して行く中での一つかもしれませんね。(笑)(笑)
それにしても、「クラヴァット」が今のかたちになったのは、「かつら」の流行が起因しているというのが、私にとってはとても喰い付けるお話となりました。(その理由、知っている人は知っている。)
失礼しましました。
以上です。