いきなりですが、過日野球部後輩のお笑い芸人と話す機会がありました。
話題は、「コロナ前と今現在」についてです。
決して売れているとは言えない後輩お笑い芸人の収入のことが気になっていたので、いい機会と思いいろいろと話を聞いて見ました。
最近のニュース等では、特に観光業や飲食業を中心としたサービス業でコロナ前の水準に戻ったと言うような話しを耳にするようになりました。
それはそれで良かったと思っています。
私の生業である建設業では、実際コロナの影響は少なく、逆に住宅産業では巣篭もり需要をとらえていたので、今よりコロナ禍中の方が需要が高かったほどです。
ではお笑い芸人の世界はどうなんでしょう。
後輩お笑い芸人曰く、今の仕事量はコロナ前の70%だと。
さらにその原因を深掘りして行くとある事実が浮き彫りになりました。
お笑い芸人と言えば、テレビに出ている人だけでは無いので、後輩も、地方のイベントに出掛けて、芸を披露したり、司会をしたりしています。
で、後輩の言う仕事量がコロナ前の70%に止まっていると言う件ですが、よく聞いて見ると、後輩への仕事依頼が30%減ったのでは無く、これまで毎年当たり前のように開催されていたイベントが、5類に下がった今でも、復活しないものがあると言う事実を突き止めたのです。
要するに、あまり集客や意義もなく、なんとなく慣習として行われていたイベントがコロナ禍を機会に無くなってしまっているのです。
なるほど、コロナ禍はこんな影響ももたらしているんですね。
そう言えば、今東京に向かう新幹線の中でこのブログを記してますが、北陸新幹線の「あさま号」における車内販売も中止されたままとなっています。
要は、リストラですね。
おそらく、このほかにも世間ではコロナを機会に体よくリストラされてしまった「こと」とか「物」が多く存在すると思います。
後輩お笑い芸人、30%減の仕事をどうやってカバーして行くのか?
会話の中で「飯島さん、このネタどうですかねー?」
「・・・。」
頑張って欲しいと思います。
以上です。