我が国においても、残念ながら緊急事態宣言解除後から、ここ2週間程の感染者数を鑑みるにコロナの第2波が来てしまったと言えるでしょう。
そこで、そのコロナ対策について最近思うことです。
コロナの第1波から、極端な言い方をすると、コロナ感染者を蔓延させて抗体を増やして行くような手法を取っていた国もありましたよね。
我が国は、そういう理屈や手法は通らない国ですから、国として完全なロックダウンとはいかないまでも、緊急事態宣言発令等の対策や真面目な国民性で第1波を乗り切りました。
さて、そこで現状です。
テレビの情報番組では、相変わらず根拠のないコロナ対策に対する自分の意見をプロでもない著名人ががなり立てていますね。コロナ発生以来、影響力のある人や著名人が、正しい答えも無いのに不毛な議論を続けて来た結果、「あの、〇〇がこう言っていたから・・・。」「俺は、〇〇の言っていることが正しいと思う。」「いやいや、俺は○○の言っているのが正しい方向性だと思うよ。」だとか、これまた不毛の上塗り議論を、巷でも耳にするようになりました。
毎回お話している通り、コロナはこれまで誰も経験したことの無い感染症です。ですから、特効薬が出来ない限り正しい終息の答えは無いのです。なのに、情報番組等で根拠のない対策等をあたかも正しい対策的に煽動することはとても罪深いと思っています。
先ほども述べましたが、第1波から厳しい感染対策を取らない国も、完全なロックダウンによって見事封じ込めたと声高に叫ぶ国も、未だどちらが正しいのかは誰もわかりません。
なのに、対策の仕方やコロナ禍の生活の在り方を、「自分の考えに合う、自分の好きな著名人や政治家が言っていることだから。」と、なんだか「思想化」しているような気がする部分に怖さを感じています。
そんな自分に気がついた方は冷静になって下さい。
大切なのは、誰が正しいとかでは無く、自分はどうしたいかだと思います。
以上です。