空港シリーズが続いていますが、そんな中、思い出したことがあります。
もう遥か昔のことなのですが、機内で恥を掻いたお話しです。
当時の私は、飛行機に乗ると、とりあえずビールを飲むものだと思い込んでいまいした。あれは、既に10年以上前になりますが、出張で福岡に行って、東京に戻るために福岡空港発の夕方の便に乗った時のことです。
その頃は、今と比べて出張も少なく、飛行機に乗るのは本当に久しぶりのことでした。
離陸して間もなくCAさんのドリンクサービスが始まりました。「お飲み物は何にいたしましょう?」といつものように言われましたので、往路では仕事が控えていたので、機内でお酒を飲むのは我慢していましたから、迷わず「はい、ビールお願いします。」と言うと。「お客様、申し訳ございません。」「ビールのお取り扱いはございません。」と丁寧な言葉で返されてしまいました。そのやり取りを聞いていた周りの乗客も、かなり怪訝そうな表情をしていたので、「えっ、なんで無いの?」「以前はありましたよね?」と聞きたいところをグッと抑えて、「お茶」をお願いしました。
まあ、確かに私以外でビールと頼んだ人は誰もいませんでした。
ただ、とても気になったので、長野に帰り、早速航空会社に勤める友人にビールについて確認すると、「おい、お前さ、今どきそんなことCAに聞いたのか?」「国内線だろ?」「恥ずかしいなー。」「そんなサービス、とっくの昔に無くなってるよ。」「そう言えば、超昔は、無料だったなー。」「その内、有料になって、その後廃止したよ。」とのこと。
最後にカチンと来たのは、「まあ、どうしても飲みたきゃ、ファーストクラスに乗れよ!!」だって。
「うるせー。」
失礼しました。
以上です。