いきなりですが、ラジオ体操と言えば国民の体操として、知らない人はいませんよね?
「新しい朝が来た!♬ 希望のあーさーだ!!♬」と言うことで、夏休みなんかは、ラジオ体操のカードが渡され、毎朝ラジオ体操している近所の広場等に行き、そこに参加したことを証明するスタンプを押してもらうのが恒例行事となっていました。更にラジオ体操が凄いのは、住んでいる地区だけでなく、たまたま旅行等で出かけた時でも、その出かけた全く知らない地区でも、そこで開催されているラジオ体操に参加すると、ちゃんと証拠のスタンプを押してもらえると言う戦略。うまく考えたものだと感心します。
また、ラジオ体操は我々建設会社とって欠かせない体操です。毎朝現場がスタートする8時から必ずラジオ体操をして作業に入ることになっています。なので、内勤者も仕事に入る前にラジオ体操をする会社が多いと思います。
さて、過日毎朝恒例のラジオ体操をしていた時のことです。
この日も当たり前に朝のラジオ体操が始まりました。ただ、この日は4月入社の新入社員と現場が竣工し一区切りつき、一度本社に戻った若手社員がいたのですが、この彼らの動きが実にぎこちない。そうです。ラジオ体操の一連の動きが分からず、隣の人の動きを見て体を動かしているので、全くスムーズでは無いのです。
おかしいと思い聞いてみると、昔からラジオ体操はしていないと言うのです。
「えっ?えっ?えっ?」ですよね。
20代の人は、どうやら皆そんな感じらしいのです。
そこで、少し調べて見ると、夏休みのラジオ体操は、学校が推進するものではなく、保護者や地域の有志によって運営されている「子ども会」が主催するもので、近年の少子化に加え、共働きが多い世帯にとって子ども会に参加すること自体が負担となって来た。また、自主運営のため、防犯体制も緩いので何か問題があった時に、ややこしいことになる。そんな面倒なことなら、子ども会もラジオ体操ももういらない。と言う風潮になっているようです。
なるほどー。
ところで、おじさんの私にとってのラジオ体操ですが、興味はやはり消費カロリー。
因みに、ラジオ体操第一の消費カロリーは約12キロカロリーで、第二の消費カロリーは約13から18キロカロリーとのこと。
カロリー消費だけ取って見ると、おじさんに取っても、もっと効率的な運動を取り入れたいと思ってしまいます。
ラジオ体操がピンチです。
以上です。