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レジ袋有料化の視点 2020.7.2

 以前、コロナ禍で大変な中、職員の皆さんが感動的な動画配信をされているとお伝えした、当社のお客様である白馬ハイランドホテルさんが、今度は、昨日から始まった「レジ袋の有料化」義務化に際し、我々に新しい視点を示してくれました。

 そこで以下、ご紹介します。
レジ袋を有料化し、プラスチック製レジ袋の使用を削減する目的は
(1)海洋汚染を防ぐことができる
(2)地球温暖化の抑制が期待できる
(3)石油の消費を抑えることが期待できる
(4)ごみ処理のコスト削減が期待できる
 等々が言われており多くは環境上の視点とされております。
 私達も、「レジ袋の有料化」制度には、自然豊かな白馬で生きるホテルとして環境問題の一環として取り組みことは必要であると考え、いつもお土産等をご購入いただいているお客様には御不便をおかけする事になりますが、有料化に踏み切ることにいたしました。
 この結論に至るには試行錯誤がありました。
「単にお金だけの問題として捉えていいのか?」
「レジ袋有料化でお客様のご不便になるだけでいいのか?」
「何かこれを機会として社会に対して新しい関わり方ができないか?」等々

 で、白馬ハイランドホテルさんは、何を考えたと思いますか?
 ともすれば、「レジ袋の有料化」はこれまでコストの掛かっていたものが有料になることで、無償負担していた提供者側の利益のみに繋がるという側面があると思います。
 しかし、ここを白馬ハイランドホテルさんは、本来の環境配慮への取り組みに対し「レジ袋の有料化」の導入が直接的な価値を見いだせるよう以下の取り組みを決定しました。
1.すべてのレジ袋の代金を1枚あたり2円といたします
2.お客様からお預かりしたレジ袋の代金、そしてそれに加え、白馬ハイランドホテルから1枚あたり1円を追加し、環境保護 を目的として全て白馬村及び白馬村で活動する環境保護団体に寄付します。

 この視点、素晴らしいじゃないですか!!
 この視点に接し、このような制度をつくるなら国も白馬ハイランドホテルさんのように、本来の目的に対するゴールまで具体的に示しながら制度化するべきだと思った次第です。

 で、本日のブログは、ほぼ白馬ハイランドホテルさんHPからのパクリとなりました。
 失礼しました。

 以上です。

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