いきなりですが、過日我らが信濃グランセローズの合同自主トレを訪問して来ました。
以前にもお話しましたが、今年は多くの選手が入れ替わりました。移籍選手や社会人野球経験をして来た選手も多いのですが、新卒の新人選手も何名かいます。
新人選手は、見ているだけちょっと動きがぎこちなく、更に私が見ていることによって緊張が増しているのが分かります。
そんな初々しい姿を見ていてふと思ったのです。
「今、世の中で一番緊張している人は誰だろう?」と。
それから、いつもの私の癖です。今一番緊張している人探しが始まりました。
グランセローズの新人もそうですが、各種スポーツチーム等の新人も緊張しているでしょうし、身近で言えば当社の新人営業マンも、朝の営業報告ではとても緊張しながら話しています。また、「慣れない」という緊張とは違い、例えば、とても難しい手術に臨むお医者さんや、凶悪犯に向かう警察官、消火に向かう消防士、あとはどうでしょう、大金をネットで振り込む仕事の人とか、最近で言えば、国会に呼ばれそうな総務省職員とか・・・。とにかく緊張している人は世の中にはたくさんいるはずです。
いろいろ考えましたが、私の結論がでました。
「今、世の中で一番緊張している人」、それは「新型コロナウィルス対策のワクチンを運ぶ人」です。
これは、相当緊張するはずです。間違いないと思います。
そんな中、昨日は某大手運送会社の支店長とお話する機会がありました。
私 「御社もワクチンの輸送はされているんですか?」
支店長 「はい、やらせて頂いています。」
支店長 「ただ、このお仕事には社内で特別なプロジェクトチームがあり、そのチームが全てを仕切っています。」
私 「なるほど。」
と言うことだそうです。
プロジェクトチームから選ばれるドライバーさんはプロ中のプロなんでしょうが、こんな緊張する仕事、私だったら絶対に選ばれたくないです。
ワクチンを運ぶドライバーさんを尊敬します。
以上です。