「ふおりぬの？」「ふしょくぬの？」それとも「ふしょくふ？」
　そうです。答えは「不織布」と書いて「ふしょくふ」ですね。
　これ、とても恥ずかしい話ですが、世の中に「不織布」なる言葉があることすらこれまでは知らず、このコロナ禍において毎日のように目にしていた「不織布マスク」の読み方を正確に知ったのはつい最近です。(笑)

　ただ、世の中には読み方を勘違いしている漢字は結構多いですよね。そこで、「不織布」を機会にいつものように少し調べて見ると、結構間違えて読んでる漢字がありました。

・あり得る→ありうる
・一段落→ひとだんらく
・御用達→ごようたし
・重複→ちょうふく
・乳離れ→ちばなれ
・貼付→ちょうふ
・続柄→つづきがら
・礼賛→らいさん
・依存症→いそんしょう
・漸く→ようやく
・他人事→ひとごと
・肉汁→にくじゅう

　と、ここに挙げただけでも結構な数になります。
　ただしです。MicrosoftのWordさんもそこは解っていて、間違った入力をしても、ここは慮って、お目当ての漢字に変換はしてくれます。

　驚いたのは、「依存症」。NHKではこれを「いそんしょう」と読むことにしているようですが、MicrosoftのWordさんでは、「いそんしょう」で入力しても、「依存症」とは変換してくれませんでした。これは私の発見か！！

　とまあ、「AIの進化」と「正確なものの退化」を感じた「不織布」でした。

　以上です。