過日のブログで、世代の名前についてお話をさせて頂きました。
私は昭和40年生まれなので、一般的には「バブル世代」と言うことになります。バブル時代は、世界各国のブランドショップが日本人で溢れかえっていた時代です。
また、バブル時代の象徴的な出来事では、ニューヨークのマンハッタンにある有名なロックフェラーセンターを三菱地所が手中に収めたのに続き、これまたニューヨークの象徴とも言えるエンパイア・ステート・ビルをホテルニュージャパンの故横井英樹元社長が買ってしまうと言う、それこそ今では考えられない時代でした。
その頃東京にいた私は、大学野球部で野球漬けの毎日です。しかし、世の中は空前の「ディスコ」ブームでした。老舗の「ツバキハウス」とか「トゥーリア」とか「ジュリアナ東京」とか、そしてあまりにも有名な「マハラジャ」等々。
それこそ、大学の一般的な同級生からは、あのディスコはどうだとかこうだとかの話しか聞こえて来なかった記憶があります。試験前になると足しげく通う大学では、まわりがそんな話ばかりで、なんだか取り残された感が強かった気がします。
それでも一度機会があって、どこのディスコに行こうとしたかは忘れてしまいましたが、とにかくディスコに行こうと言うことになったのです。
ディスコ初体験の我々は、ドキドキでしたが勇気を出していざと思いきや、店の前のお兄さんに「ジャージじゃ入れないよ!!」と。
そうです、当時のディスコにはドレスコードがあったのです。
当時体育会野球部員の私が持っていた服は、学生服、野球部のブレザー、SHIPSの前身だと思うのですが、渋谷のミウラサンズで買ったよそ行きのチノパン、それにジャージです。
「ジャージじゃ入れないよ。」は今でも私の心の傷となっています。(笑)あの時、20歳か21歳だったと思いますが、田舎者の劣等感をもろに味わう苦い経験でした。
と言うことで、こんな経験をもとに個人的には昭和40年生まれ世代を「マハラジャ世代」と名付けようかと・・・。
「なんだ、ふつうだな!」と言わないで下さい。
以上です。