いきなりですが、ほんとどうでもいいのですが、久しぶりに見させていただきました。
バブル経済期には大勢の方が同じようなスタイルで同じようなことをしていました。
かく言う私も、そのスタイルの一部に昔はちょっと憧れた時期もありましたが、それを持続するには、多額の資金が必要ですから、土台無理でした。
さて、その久しぶりに見た方は、新幹線に乗っていました。
同じ駅からの乗車です。
で、この方、上から下まであるブランドでトータルコーディネートされていました。Tシャツにも大きくそのブランド名が、パンツもそのブランド特有の模様が、そしてなんだか毛が生えているようなスリッポンの靴底にも、しっかりとそのブランド名が、持っている毛糸かコットンでできているようなトートバッグも同じブランド。そして極めつけは、スマホのカバーまで同一ブランドでのトータルコーディネート。
残念ながら、腕時計は他のメーカーでしたが、腕に付けているだけでトレーニングになりそうなごついものでした。
その出張で一緒に新幹線に乗っていた彼が、かなりブランドに詳しい彼で、その方を見ながら私に一言。
「飯島さん、あの人上から下まで合わせて1千万円超えです。」と。
私は、吹き出してしまいました。
まあ、他所様のスタイルは、その方の趣味ですからとやかく言う必要はありません。
ただ、ほんと久しぶりに見たのは、この方車両の中でずっと電話をしているのです。
昔々、携帯電話が普及し始めた頃は、皆さんこぞって電車の中で電話をしていましたが、ここ最近はそんな人見たことありませんでした。しかし、この方は長野から軽井沢までずっと車両の中で通話。
車掌さんが来ないかなと思っていましたが、運悪く来ることはありませんでした。
こんな人ほんと久しぶりに見させて頂きました。
昭和末期から平成初期の記録として、世界遺産登録を申請します。
失礼しました。
以上です。