いきなりですが、皆さんはスマートメーターってご存知ですが?
そうです。これまでは電力会社から依頼を受けた検針員が、毎月の電気使用量をチェックするために家の外部に設置されている電気メーターを確認に来ていたのを、その電気のメーターに通信機能を備えることで、いちいち検針員がそれぞれの家を一軒一軒回らなくても自動的に使用量が電力会社に通知される機器のことです。
さて、過日私の家にも中部電力から、そのスマートメーターの取り付けをするので立ち会って欲しいと連絡があり、設置の立会いをすることになりました。
私の家は、太陽光発電も設置されているので、設置後は使用量はもちろん、発電量まで通信で中部電力に送られることになるそうです。
興味があったので、作業の一部始終を見学させて貰いました。
単純作業に見えますが、さすがに電気を扱うだけあって、一つひとつの作業をすべて指差し確認して行っていたのには感心しました。
職人さんは言いました。
「もう、こんな仕事やる職人がいないんですよ。」「若い人が入っても、直ぐに辞めちゃうんです。」「だから、なるべく手が掛からないようする為に、スマートメーターとかつくってね、中部電力も考えているんですよ。」「それこそ、検針員の人件費だって相当な額です。」「ただ、人件費の節約ももちろんですが、検針員をやる人も、もう世の中にはいないんですよねー。」
私から聞いたわけではありませんが、私の聞きたいことを一気に話してくれました。
続いて、
「でね、お客さん、わかります?」「このメーターBOX。」「新しく設置するスマートメーターは既存のメーターBOXのスケールに合うように設計されているって言うんですけどねー。」「見て下さいこれ。」「ここなんか全く合わない。」「これ、何回も言ってるんですけどねー。」「一向に直らないんですよねー。」
で、中部電力さんにお願いです。この職人さんの言っていることは、私も作業の一部始終を見ていて理解できます。
スマートメーターを既存のメーターBOXのもう少し上方に設置出来れば上手く納まります。少し下過ぎるのです。それが解消できれば、私の積算上、15分は早く作業が終了できたはずです。
職人さんの意見を大事にし、要望を聞いて上げて下さい。
私も気を付けます。
以上です。