いきなりですが、家庭や社員からは否定されるかも知れませんが、私はあまり怒るタイプでは無いと思っています。
なので、SNS等で自然に入ってくるコンサル会社の広告で「優しい社長が会社をダメにする」なんて見出しを見るとたまにドキッとしています。
さて、人が怒る原因について、バナナマンの設楽さんがとてもいいことを言っていました。氏いわく、「人が怒るって、その場合はこれですよって言う経験値がないからなんだって。」と。
これ、「たしかにそうだなー。」と、頷けます。
昔のことを考えると、自分でも怒りっぽかったと思います。しかし、自慢できるほどでは無いですが、それなりの経年によってそれなりの経験を積ませて頂いて来たお陰で、以前より経験値が増えたのは実感します。
経験値が増えるとやり方が一つではなくなる。解決の仕方が一つではなくなると、「なんでそんなことができないんだ!」では無く、「それだったらこうしてみれば?」となって、自分もイライラしなくなる。
野球で「名選手は必ずしも名監督にあらず。」という格言がありますが、天才的な選手は、エラーや三振をする経験値が少ないから、ついつい選手のミスを怒ってしまう。単純にいうとそう言うことですよね。
この理論をもとに、更に言えば、怒るタイプでは無い私が、それでも怒りやすくなるのは子育てです。自分の子供を毎年変わって行く年齢で都度子育てして行くのは、当たり前ですが毎日初めての経験をすることになります。なので、経験値がゼロです。だから、子供の予想外、想定外の行動と言動にはついつい腹が立ってしまうのもやはり頷けます。
人は年を重ねると丸くなると言われえていますが、これって経験が豊富になるってことなんですね。
と、今朝の通勤中、そんなことを考えながら運転していると信号が青なのに前の車が進みません。「ちぇっ!」と思わず舌打ち。
まだまだ経験値が足りません。
失礼しました。
以上です。