いきなりですが、昨日10月20日はNPB(一般社団法人日本野球機構)主催のドラフト会議が開催されました。
嬉しいことに、我らが信濃グランセローズでは、育成指名ではありましたが北海道日本ハムファイターズより山本晃大投手が指名を受け、これで3年連続で指名を受けることが出来ました。
球団が目指すチーム像「明るく 元気で 強いチーム」。そして独立リーグの本来の目的である、「野球を通じた地域貢献」と「選手育成」と言う面では、5季ぶりのルートインBCリーグチャンピオンを勝ち取り、尚且つ育成面では3年連続のドラフト指名を受け、そのミッションを果たすシーズンとなりました。
山本投手の今後益々の活躍を期待します。
さて、ドラフトの裏側です。
昨夜は、山本投手の他に、3名の選手が球団事務所で指名を待っていました。
監督、コーチ、スタッフ、そしてドラフト対象の選手たちは17時頃から球団事務所に集まります。
ドラフト会議はスタート。本指名ではだれも呼ばれることはありませんでした。
本指名が終わると、育成指名に入って行きます。
しかし、誰も呼ばれません。
「今年は無理かな?」と思いかけたところに山本投手の名前が呼ばれました。
一瞬、球団事務所は湧きあがります。しかしドラフト指名を待つ他の3名の選手がいますから、直ぐに事務所は静まります。
残念ながらその後、グランセローズの選手の名前は呼ばれることはありませんでした。
指名漏れした3名の選手には、掛ける言葉が見つかりません。
しかし、プロ野球の世界にいる以上、これが現実です。
「歓喜」と「落胆」
今年もこの日が、この時間がやって来ました。
とても複雑な気持ちが交錯するのがドラフト会議。
それでもその道を選んだのだから、前を向いて行くしかありません。
以上です。