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令和7年入社式 2025.4.1

 いきなりですが、本日は当グループの入社式となります。
 そこで、毎年恒例の入社式あいさつを記載させていただきます。

 皆さん、本日はご入社おめでとうございます。皆さんを私たちの仲間として迎え入れることができ、心から嬉しく思います。これからの飯島建設グループの未来を一緒に築いていく、大切な仲間です。どうぞよろしくお願いします。

 さて、皆さんが入社された令和7年度は、日本はもちろん世界の大転換期と言われています。

 新型コロナウイルスとの戦い、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに巻き起こったエネルギー価格の高騰とスーパーインフレ、パレスチナ紛争、地球温暖化による環境問題、加えて世界各国では自国の利益を最優先するリーダーが現れ、これまでの世界の秩序を乱し、経済的混乱を巻き起こしつつあります。そして、空前の人手不足や働き方改革など、我々を取り巻く環境はこれまで経験のない新しいチャレンジが求められています。

 言うまでもなく皆さんは、そんな時代の大転換期の真っ只中で社会人としてのスタートを切ります。

 しかし、それは決して悲観的に捉えることではありません。転換期こそチャンスの時とも言われています。ぜひ、飯島建設グループのフィールドでこのチャンスを掴んでいただきたいと思っています。

 さて、せっかくの機会なので私たち飯島建設グループの仕事と使命について少しお話させていただきます。

 我々のグループは、単に建物や道路等をつくるだけの企業ではありません。私たちは、社会の基盤を支え、人々の暮らしを豊かにする仕事をしています。

 まず建築事業では、ビルや工場、店舗で働く皆さんの安全と快適さを確保し、当グループの大切なお客様の企業や産業の成長を支えています。特に工場は、日本の根幹をなすものづくりを支える重要な仕事であり、我々もその快適で効率の良い生産環境づくりのお手伝いをすることで、我が国の経済の発展に寄与していると自負しています。

 土木事業では、生活に欠かせない道路や橋、特に最近では災害対応など、インフラ整備に深く関わっています。したがって、何十年、何世代にもわたって人々の生活を支え続けることになります。自分たちの仕事が形となり、地域の発展に貢献していることを実感できる仕事だと誇りに思っています。

 また、ひとたび災害が発生した場合は、消防や救急、警察や自衛隊などの皆さんとともに災害復旧の最前線に立ち、生活する皆さんの命と財産を守る仕事もしています。地域を支える責任と誇りは、飯島建設グループの大きなやりがいだと思っています。

 住宅事業においては、「お客様の人生における最大の仕事」に関わらせていただき、そこに寄り添う仕事をさせていただいています。家は単なる建物ではなく、家族の笑顔が生まれ、未来が育まれる場所です。お客様にとって「一生の財産」となる家をおつくりする——この仕事に誇りを持ち、責任を持って取り組んでいます。

 建設業は技術を売る会社ですから、「お客様の人生における最大の仕事」に関わる最先端に立つのが大工技術課、いわゆる社員大工であるということも自負してほしいと思います。

 さて、突然ですが、皆さんは我が国にいったい何社の企業が存在しているかご存じでしょうか。これは毎年新入社員の皆さんにはお話ししていますが、今、わが国では約370万社の企業が存在しているそうです。

 したがって、皆さんと飯島建設グループの出会いは、1/370万という奇跡の出会いとなります。1/370万の出会いは、満員の東京ドームで70回試合を観戦し、一人と出会うという確率です。

 だからこそ、この1/370万の奇跡、1/370万の縁を強い絆として大切にしていきましょう。

 最後に、今日の仲間の3人。この同期は大切です。私も30数年前の同期入社社員とは未だに付き合いがあり、助けてもらっています。この先は、楽しいことばかりではありません。悩むこともあるでしょう。3人で助け合ってください。

 もちろん、会社も皆さんを全力で支援していきます。 
 皆さんと共に、いい会社にしていきましょう。

 本日は、おめでとうございました。

 以上です。

 

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