「長野は、高い山々に囲まれているから、台風被害は無い。」と言う、なんの根拠もない言い伝え?により安心しきっていたところに襲って来たのが台風19号でした。
ここのところ全国各地で毎年のように発生する台風や豪雨による災害により、国では奇しくも国土強靭化計画のもと、近年稀にみる公共工事予算が計上され、長野県においても県土を強靭化すべくこれから様々な工事が発注されてくる矢先に起った台風19号災害でした。
人間と同じように、建物も年を取って行きます。ですから写真のように、外観には何の問題も無いように見えても、内部の設備が経年劣化し、不具合も生じて来ます。人間で言うなら、外見は健康そうに見えても、実は内臓や血液に疾患を抱えている人がいるのと同じですね。
また、これまた人間と同じで、健康体を保つのに最適なのは予防措置となります。定期的な健康診断により、悪い部分を早期に発見し、対処することにより、大病を未然に防ぐことが出来ます。建物で言うなら、修繕のしようが無い状態にならない前に、しっかりとメンテナンスをし、良い状態を保つことが大切です。
そこで、築25年経過した当社も、建物の健康予防と強靭化を図るために、今後順次強靭化費用を予算化し、建物の健康寿命を延ばすこと着手し始めました。
人間が健康を保つには、適切なダイエットで、食事をある程度制限しながら、毎日運動をするのが基本ですよね。でも、口で言うのは簡単ですが、これが実際に実行するとなると辛く苦しいものです。
過日、会社強靭化の一環で、空調設備のリニューアルが行われました。もっと早く出来たのですが、当社の使用する予定であった資機材は、今回被災されて方にお譲りさせて頂きましたので、12月に入ってからのリニューアルとなりました。この工事により、一時的に暖房がストップ。
これが、寒い!!
また、今後エレベーターの取り換えも予定されており、私がいるフロアは5階となりますが、約1か月半は階段を利用することになります。
人間も建物も、よい状態を保つには、辛く苦しいものだと言うお話でした。
ここで、コマーシャルを。
当社では、建物診断も行っています。寒さや、暑さに耐えたり、階段上り等に辛く苦しい思いをしないためにも、早め早めの対処をお勧めします。ぜひ、お近くの飯島建設グループ各社にお気軽にお問合せ下さい。
以上です。