いきなりですが、長野県生まれの人のほとんどは県歌「信濃の国」を歌うことができます。
なぜなら、小学校時代に学校歌とともに、この「信濃の国」を何度も何度も練習し、歌っていたからです。
「信濃の国」は1番から6番までで構成されており、歌詞には、長野県内の著名な山や川に湖、また名所・旧跡に産業、そして長野県の偉人等が挿入されており、途中の4番で調子が変化する珍しい歌となっています。
また、Wikipediaさんによると、1945年(昭和20年)以前は「秋田県民歌」や山形県の「最上川」と並ぶ「三大県民歌」と称され、戦後も実質的な長野県歌として歌われて来ましたが実際には1968年(昭和43年)5月20日の県告示で正式に長野県歌として制定されたとなっています。
さて、会社名を「株式会社長野県民球団」とする我らが信濃グランセローズホームゲーム開催時の試合前セレモニーでは、国歌斉唱の後、この「信濃の国」をファンの皆さんと一緒に大合唱することがルールとなっています。
ホームゲームは毎年30試合以上ありますが、必ずこの「信濃の国」を大合唱するのです。
ただ、大合唱と言っても、選手の90%以上は長野県出身者ではありませんから、ほとんどの選手は「信濃の国」を聞いているだけで歌うこと無かったと思います。
ところがです。
最近気がついたのですが、歌っているのです。
そうなんです。
写真では分かり難いと思いますが、長野県出身者では無い選手でも大きな声で溌剌と県歌「信濃の国」を大合唱している選手がいるんです。
さすがに全員とまではなっていませんが、なんだかこの姿を見て凄く嬉しい気持ちになりました。
こう言うところにも、今年のチームが醸し出す一体感が垣間見えます。
皆さん、この姿を見てやって下さい。
球場でお待ちしています。
以上です。