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円安の影響 2024.6.4

 いきなりですが、子供の頃から頭にこびりついているは「1ドル=360円」というフレーズ。

 昭和のニュースでは、「今年度の貿易赤字は1ドル360円に換算すると、〇〇兆円でした。」と、「1ドル=360円」をよく耳にした覚えがあります。

 現在、1ドル=157円で驚いていますが、かつては360円だったのです。
 その後、バブル経済期には1ドルが80円を割り込んだという記憶もあります。

 この極端な円高の頃、当社の住宅事業部門では輸入住宅事業への参画も検討しました。その出張の際、当時の北米便で、ビジネスクラスで往復した場合、最安で13万円程度だったことを記憶しています。
 なんと、現在の1/10の金額でした。

 また、当時出張したアメリカで、「マクドナルドさん」や「バーガーキングさん」のセットメニューの平均が、たしか3ドル~5ドル程度だったと思うので、当時は240円~400円程度で飲み物とポテト付きのハンバーガーを食べることができました。
 なので、ものすごく割安感があり海外では気が大きくなったことを覚えています。

 考えて見たら、今、インバウンドな方々が日本の牛丼屋さんに行って、牛丼の並を食べても支払いは3ドル程度なので、今から30年前の我々と同じ感覚です。

 それは日本にやって来るわけですよね。

 さて、昨今の円安。
 この円安は、経済だけでなく私にも影響を与えています。

 と言うのも、とにかく1ドルが現在157円ですから、ECや旅行サイト等でドルと言う金額表示を見ると、直ぐにそこに157円を掛けて、円ではいくらになるのかをたしかめることが多くなりました。

 で、円換算した後はため息ばかりが・・・。

 もっとすごいのは、MLB中継でパドレスのダルビッシュ有投手やドジャースの山本由伸投手が投げているのを楽しみによく見るのですが、その際、投手が投げるたびに画面には95マイルとか97マイルとスピード表示がされています。それを見て、思わずそのスピードにも157円を掛けそうになる私がいます。

 ウソつけ!!(笑)

 異常です。

 以上です。

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