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北アルプス大町工場地鎮祭 2020.4.28

 今から4年前の2016年4月のことです。「当社の命である水の質が良く、量も豊富な土地を探してほしい。」との依頼を受けました。
 お客様の考えられているスケールから考察して、民間の不動産取引ではことが足りないと判断し、「お客様の本社から1時間以内」で「水の質も良く、量も豊富な地域」を、弊社独自で選定し、2市1村に絞り込み、この2市1村に早速相談を開始しました。その中で、本当に親身になって相談に乗って頂けたのは、今回の建設地となった大町市だけ。
 以来、もちろん紆余曲折はあったものの、北アルプスを望む最高のロケーションには、社長のゴーサインを頂き、最終的には製品の命とも言える「水質と水量」調査の結果次第ということになり、その後こちらも最高の水準でクリアすることが適い、昨日、丸4年の歳月を経て、新工場地鎮祭の運びとなりました。

 そうそう、すみません。
 こちらの地鎮祭なった工場は、「おいしいは、やさしい」のキャッチフレーズでおなじみの、株式会社みすずコーポレーションさんの、北アルプス大町工場のことです。


 スケールは延床面積1万平米を超える大規模プロジェクト。更に最新設備の導入により、それこそ近未来型の工場となります。 来年の晩秋には、世界に誇る良質な水を使用した、みすずコーポレーションさんのつくる「日本一の油揚げ」を日本中、いや世界中にお届け出来ることとなります。
 改めて、気を引き締めながら、無事故・無災害で鋭意施工させて頂きます。

 さて、余談ですが、本地鎮祭は、新型コロナウィルス感染防止対策のため、参列者も大町市長以下絞りに絞った中でご参列を頂きました。また、設えも、いつもの3倍以上広い幕舎を風通し良く設営。参列者と参列者の距離は、一般的に言われているソーシャルディスタンスより広めにし、時短も含め細心の注意を施しました。
 その地鎮祭も無事納まりました。

 ふと、本プロジェクトの担当者で地鎮祭の司会も務めた彼を見やると、していたマスクで顔を覆って隠してはいましたが、感極まって男泣きしている姿が見えました。いや、見えちゃいました。この4年間の様々な思いが一気に込み上げて来たのか?
 決して美しいとは言えませんでしたが、貰い泣きしそうになって困りました。
 そのせいもあって、肝心な、ブログにも載せようとしていた、建設地からの最高の景色を撮影し忘れたと言うお話です。 

 失礼しました。
 以上です。

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