いきなりですが、北海道旅行でバスガイドさんにあることを教えて貰いました。
さて、今回の社員旅行はすべて貸し切りバスでの移動でした。
バスガイドさん付の貸し切りバスです。ただ、今どきはコロナの関係で、前を向いて着座しながらいろいろ説明をしてくれました。
まだ新人のバスガイドさんですこし恥ずかしそうでしたが、一生懸命さは伝わって来ました。
このガイドさん、北海道開拓の歴史や北海道の文化、また北海道の標準語に当てはまらない難しい読み方をする市や町や地域の名前の一覧表を配って、その答え教えてくれたりと、新人ながらも工夫して頑張ってくれました。
ただ、やはり前を向いての説明なので乗客の空気や反応は読み取れませんから、淡々と説明が続く感じとなりました。
そんな中ですが、ガイドさんから教えて貰った北海道の文化でとても驚いたことがありました。
と言うのも、北海道では結婚式の披露宴はほぼ100%近く会費制で行うそうです。皆さんは知ってましたか?確かに出席者は、披露宴に参列しやすくなりますよね。まさに生活改善の最先端ですね。
そしてもう一つ、これは会費制披露宴より驚いたのですが、北海道のお葬式では受付でご香典をお渡しすると、直ぐにご香典の中身を開封するそうです。そして、その後はご香典の金額が入った領収書を渡されるそうです。
「えっ!!」と思いますよね?
私、とても驚きました!
で、ご香典に領収書が発行される理由なんですが、昔の北海道は、今ほど交通網等が発達していなかった為、葬儀の日に大雪が降ると葬儀に参列できない人が出てしまったそうです。そこで、参列できる親族や友人、知人に香典を立て替えてもらう場面があり、領収書のやりとりは、代わりに香典を間違いなく渡した証拠として残すようになったのがはじまりで、現在もその風習が残っているのだそうです。
なるほど。
ガイドさんのお陰で、いつの日か北海道の葬儀に参列した時に面食らわなくて済んだというお話です。
因みに、大阪で一度同じ経験をして驚いたことがあります。
以上です。