プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグに所属する、我らが信濃グランセローズに2年前までキャプテンとして在籍していたS君より、10月13日の日曜日、そうです台風19号の被害がニュースに出始めたころ連絡が来ました。
彼は、現在NPB、要するにプロ野球12球団のとある球団で職員をしています。その時は、宮崎県で毎年開催されている、プロ野球の教育リーグ、通称「フェニックスリーグ」に参加していました。
S君「お疲れ様です。」「台風の被害は大丈夫でしょうか?」
私「ありがとう。」「まだ全容は掴めないが、かなりの被害だ。」「今現在、球団関係者の被害報告はないよ。」
S君「テレビで見ると、ひどい状況ですね。」
私「今どこ?」
S君「宮崎のフェニックスリーグに帯同しています。」
私「そうか。」「宮崎から、ありがとな。」「何かあったら連絡する。」「とにかく、仕事がんばれよ。」
S君「はい。」「ただ、飯島さん、僕もなにかしらの形で長野の援助をして行きたいと思います。」
私「そうか、ありがとう。」
S君は、愛知県出身。
それまで長野県には縁もゆかりも無かったのですが、信濃グランセローズに入団して3年間と言う短い間でしたが、長野県に住み、NPB12球団を目指して頑張りました。しかし、残念ながらもう一息のところで、ドラフトに掛かることはありませんでした。ただ、最終年は、キャプテンとしてリーダーシップを発揮し信濃グランセローズを悲願の初優勝に導いてくれました。
たった3年の縁でしたが、「飯島さん、僕もなにかしらの形で長野の援助をして行きたいと思います。」と言うS君の言葉が胸に響きます。
酷い災害の中、温かいものをありがとう。
以上です。