過日もお話ししましたが、災害発生後から、自衛隊、消防、警察をはじめ行政や民間ボランティアの皆さんの懸命な復旧支援活動が続いています。
もちろん、我々建設業も連日復旧作業と向き合っていますし、当社の社員も、被災された当社のお客様への対応、また、国や長野県、そして長野市からの要請により、被災現場の緊急災害復旧工事等に全力で当たっているところです。
(当社の社員の復旧活動の様子が地元新聞に)
10月12日に警戒が必要と判断され出動要請が出たので、今日で13日目となる社員もいます。社長としては、ケガや事故だけは起きないようにと、とにかく体を休めてほしいと願うと共に、自社のことではありますが、心から感謝するばかりです。
ただ、このように皆で懸命にことに当たっているのですが、残念ながらまだ行き届いていない被災現場もあるのが現実です。
過日、当社の社員がある被災現場に到着したところ、被災者の方に、「来るのが遅いんだよー!!」「何やってたんだー!!」と怒鳴られたそうです。
でも、その社員は、その現場の惨状を見るに、「怒鳴りたくなるのは、無理もない。」と思ったそうです。
複雑でしたが、私は、そこに落としどころを持って行ってくれた当社社員を尊敬します。
現場は、そんな状況です。
以上です。