いきなりですが、故安倍元総理のお別れ会を国葬にするか否かで世論が割れています。
ただ、思うことは、今の議論を空の上で見ていて「俺の別れ会の為に、こんな不毛な議論は止めてくれよ。」と、安倍さんが泣いている気がするということ。
私は、そんなことを思うと安倍さんが哀れで仕方がありません。
もし、安倍さんが生きていて、安倍さん自身が今回のお別れ会を仕切るのであれば、まずはこう説明するのではないでしょうか?
今回のお別れ会は、国葬であっても、自民党葬であっても、安倍家のお別れ会であっても、各国から多数の首脳級要人の参列が見込まれます。言えば、G20レベルの機会になるとことが予想されるわけです。
ですから、仮に安倍家のお別れ会とは言え、国家としては単純な扱いにするわけには、皆さん、これはいかなんですよ。
この各国要人の警護や警備、その他仮に中国と台湾の要人が参列した時の配慮、また、それと同じような外交上の問題を抱えている国同士の要人の扱いをどうするか、もちろんロシアとウクライナのことなど、これは、お別れ会とは言え、我が国の外交力が試される機会でもあることを先ずは皆さんに認識して頂かなければなりません。
ですから皆さん、敢えて言わせ頂ければ、この国の威信を掛けた外交の場であるこのお別れ会を、国葬とする他にしっくりとくる仕切り方があるなら是非教えて頂きたい。
とまあ、安倍さんならこんな説明を先ずはしたのではないかと想像してしまいます。
このような背景を丁寧に説明してくれたら、現在国葬に反対している50数%の方々の気持ちも少しは変わるんじゃないかと・・・。
このブログで、あまり政治色の強いことは記すことをしないのですが、少なくとも、私はこの「国の威信を掛けた外交の場でもある」という言う認識で、納得をしている者の一人です。
以上です。