昨日ご報告させて頂いたSDGsではもちろんですが、社会全体がそして企業が多様化を求められています。当社も今期の社長方針の中で、会社自体が多様化して行く必要があること記載させて貰っています。
建設業における人材の多様化と言えば、先ずは女性建設業従事者を増やすことです。10年ほど前までは、女性の現場管理者は物珍しく見られましたが、今はもう当たり前の世界です。当社は25年以上前から総合職として現場技術者も営業も女性社員の登用をしてきましたが、当時は受け入れ体制の未熟さやOJT等がしっかりと整っていなかったこともあり、残念ながら離職してしまった社員の方が多く、もう少ししっかりとケアできていたらと、すまないことをしたと思っています。しかし、繰り返しますが、もうそのような時代ではありません。今後はしっかりと根付かせて行きます。
次に、外国人の採用です。
外国人の採用と言っても、改正入管法で話題の技能実習生だけの話ではありません。要は法定に基づいて就労ビザを取得した高度職業人材の採用のお話です。
過日、社長方針に則って高度職業人材の求人をする為に、とある県内大学の副学長とお会いして来ました。
そこでは、外国人留学生についてお話しをお聞きして来たのですが、それこそ留学生の出身国は多岐に渡っており、またこんなにたくさんの留学生が長野に来ていたのかと、かなり驚かされました。
今後、その外国人留学生とコミュニケーションの場を設けさせて頂きながら、うまくマッチング出来たら、採用の方向に向かいたいと思っています。
10年後の建設現場では、全職員、作業員の内約30%ほどの外国人になっていると私は予想しています。
以上です。