いきなりですが、失格です。
と言うのも、去る8月15日の終戦記念日のことです。
戦没者追悼式の中継を視ていたところ、子供がいきなりテレビのチャンネルを変えてしまいました。
「こらっ!!」と思わず感情的になり声を張り上げてしまいました。
その時の異様な私の姿に、子供の顔は真っ青になっていました。
この叱り方は親として失格ですね。
ここで、子供に戦争のことを伝えることの難しさを感じました。
ただ、いい機会なので戦争のことも含めて、その日のうちに解決しておこうと思い、数時間考え、またGoogleさんにも手伝って貰い、以下のような説明をして見ました。
〇〇は、今ロシアとウクライナが戦争してるのは知っているだろ?
実は、〇〇が生まれる前、お父さんも生まれる前に、日本も戦争をしたことがあるんだよ。
その戦争で、日本人はもちろん戦った国の人も含め本当に多くの人が亡くなり、多くの人が悲しく苦しく、本当に辛い思いをした。そこで、もうこんな意味の無いことは止めようと、戦争に参加したそれぞれの国が考えて、ようやくこの戦争が終わったんだよ。
でも、この戦争で亡くなった人は帰って来ないよな。
今こうやって皆が平和に暮らしていけるのは、さっきも言った通り、戦争の犠牲になってもう決して帰って来ない人たちのお陰でもあるってのは分かる?
だから、今〇〇が戦争に怯えることなく暮らしているのは、その犠牲になった人たちの命の上にあること忘れちゃいけないなんだよ。
で、さっきのテレビは、そのことを忘れないように、戦争が終わった日の8月15日に「絶対にもう2度と戦争をしません。」と犠牲になった人たちに約束する式だったんだよ。
だから、お父さんも真剣にこの式を視ていたんだよ。
娘 「ふーん。」
娘 「ならお父さんも早く電話した方がいいよ。」
私 「どこに?」
娘 「だって、さっき電話で誰かとけんかしてたじゃん。」
私 「あっ、はい。」
その日、つまらないことで大学時代の友人と電話で言い合いになっていたのを聞かれていました。
これまた失格です。
以上です。