過日小学3年生の娘と近所を歩いていると、公園のフェンスとベンチの間に、「女郎蜘蛛」が大きな巣を張っていました。
　鮮やかな色彩の「女郎蜘蛛」に、娘は興味津々です。多分初めて見たのだと思います。

　で、嫌な予感がしたのですが案の定いつものコーナーが始まりました。
　そうです。質問攻めコーナーです。

娘「お父さん、この蜘蛛はなんて蜘蛛？」
私「えっ？」
娘「だから、なんて名前の蜘蛛？」

　心の中でまずいと思いました。
　名前まではいいが・・・。
　でも、仕方がありません。

私「この蜘蛛は女郎蜘蛛って言うんだよ。」
娘「へェー。」「そうなんだー。」

　なんと予想に反して、ここで質問は終わり。ほっとしました。
　その後、そんなことも忘れスーパーで買い物をしている時です。

　突然大きな声で、

娘「ねえ、ねえ、お父さん、女郎蜘蛛ってどう言う意味？」
私「えっ？」「今？」
娘「だから、女郎蜘蛛の意味？」
私「分かった。」「分かったから。」
私「家に帰ってから教えるから。」
娘「なんでー？」「なんでー？」「なんでー？」
私「ほんと頼むから。」

　失礼しました。

　以上です。