いきなりですが、先々月くらいでしょうか、アメリカの東部で17年ごとに大量発生すると言う「周期ゼミ」が5月中旬から一斉に羽化を始めたと言うのをニュースを見ました。
ニュースでは、街のいたるところの木や街灯に、ものすごい数の「周期ゼミ」がとまっている映像が流れていて、なんだかヒッチコックの映画を彷彿させるくらいに異様な光景でした。
因みに、「周期ゼミ」は成虫になるまで13年かかる種類と17年かかる種類があり、さらに羽化する年や地域によっていくつかのグループに分けられ、今年羽化しているのはその「17年周期ゼミ」で、「周期ゼミ」の中でも最大のグループだそうです。
さて、写真をご覧下さい。
そうです。これはセミの抜け殻です。凄くないですか?
セミの大量発生はアメリカばかりではありません。
過日、セミの脱皮を目撃したとこのブログでもお話させて頂きましたが、あれから1か月、脱皮を目撃した同じゴルフ場に行くと、写真ような木がいたるところにあるのです。
長野市にあるこのゴルフ場でも、セミが大量発生していました。ゴルフ場の人に話を聞くと、ここまでの大量発生は初めての経験だと話していました。
でも、考えて見たら、一般的にセミは羽化するまでに7年かかると言われていますから、その理解からすると、7年前も同じような状況だったと推察されます。
で、気になって、いつものように家に帰って調べて見ると、セミが大量発生する理由がネットに書いてありました。要するに、セミたちは、鳥などの天敵が捕食しきれないほど羽化させることにより、種を絶滅させないための生き残り作戦なのだそうです。
子孫を残すための大量発生。自然界は凄いですね。
以上です。