巨人の阿部選手が引退を決意しましたね。また、阪神の鳥谷選手も引退が取りざたされています。レスリング界でも、オリンピック4連覇を果たした伊調馨選手も引退か?と世間の注目を浴びています。
これだけのスター選手ですから、世間が大騒ぎしますが、スポーツを志した人には必ず引退はやって来ます。例えば、今夏甲子園を目指して頑張っていた高校生も、更に上の世界で野球をすることを考えていない選手は、そこで引退です。
考えて見たら、引退はスポーツの世界だけではありません。社会においても定年退職等がありますから引退はあるのです。
ただ、どうでしょう?
例えば、プロ野球の世界で言えば、私は引退の平均年齢が上がって行くことを予想しています。
世の中も定年延長が当たり前。私が就職した時の上司は55歳で定年を迎えていましたが、今や55歳定年なんてとんでも無い話し。
そんな高齢化の社会現象に加えて、野球界は野球人口の減少と言う問題を抱えています。
例えば、来月行われるドラフト会議でも、残念ながら5〜6年前ならドラフト1位の実力が無かった選手でも、今はその対象になりつつあるようで、そんな中、現在のプロ野球の技術レベルを保つには、これまでは実力がありながらも先々のことを考えてここが潮時と引退する選手も多い世界ですが、レベルを保つためには引退時期を限界まで延ばすことになると思うのです。そうなると、当然引退の平均年齢は延びて行きますよね。
単に高齢化の社会現象だけで無く、そんな残念な問題をはらんでいるのが今の野球界でありスポーツ界なのです。
現役復帰しようかなー。(笑)
失礼しました。
以上です。