いきなりですが、先週のブログでもお話ししましたが、過日かなり久しぶりにクラシックのコンサートに行って来ました。
その際、あることに気がついたのです。
何に気がついたかと言うと、管楽器奏者は分からなかったのですが、壇上の数十人にのぼる弦楽器奏者は、100%左手で弦をおさえ、右手に弓を持っていること。
そう言えば、これまでそれほどオーケストラを鑑賞したりしたことは無いのですが、持ち手が逆の奏者を見たことがありません。
本当にたまにギター奏者で右手で弦をおさえいる人を見たことがありますが、オーケストラの弦楽器奏者では皆無です。
そこでいつものように、Googleさんに聞いて見ると、まず弦楽器奏者を志す時点で、利き手を聞かれることは無く、この世界には、右弦、左弓と言う概念自体が無いと言う感じで書いてありました。
要するに、小さい子がバイオリンを習うことになって、その子が左利きであっても、先生はそんなことすら聞かずに、至極当然のように左で弦をおさえ、右手に弓を持つことから始まるようです。
なので、弦楽器奏者に「サウスポー」はあり得ないのです。
理由の一つは、皆さんすでにお気づきの通り、オーケストラで1人だけ楽器を反対に持っていたら、あの狭い中で演奏空間を確保することになるので、となりの人に邪魔だし、迷惑この上無いと言うことになりますよね。
ただ、今の時代、「それは左利きへの差別だ!!」なんてことにならないのだろうか?と心配をしながらブラームスを聴かせて頂いたと言うお話しです。
失礼しました。
以上です。