いきなりですが、当たり前のことを当たり前にすることはとても大切なことだと思います。
と言うのも、過日出張から帰り、車を停めてある駐車場に行くと2名の警察官と若い男性1名が、私の車を取り囲んでいたのです。
時間は、夜の9時30くらいでした。
物々しい雰囲気に、いったい何が起こったのかと思いますよね。
とりあえず近づいて事情を聞くと、停車してあった私の車にその男性の運転する車が軽くぶつかってしまったとのこと。
あたりは暗かったのもありますが、ダメージはほとんど無い様子でした。
男性は平謝りです。
私の方は、それは良い気持ちではありませんが、男性の真摯に謝罪する態度と、ともすればぶつかったことも分からないかも知れない状況の中で、しっかりと警察に連絡をし、ちゃんと対応をしてくれたこともありましたので、真摯な謝罪を気持ちよく受け入れました。
反対の立場になった時、もちろんぶつかっていながら知らぬふりをすることはありませんが、私もこの若い男性のようなしっかりとした対応を取ることができるのか?
事故に限らず、自分の非に対する対応では見習わないといけないなと思ったのです。
当たり前のことではありますが、当たり前のことをしっかりできることのできる人が多くなれば、世の中はよくなると思っています。
で、オチなんですが、翌日当社の古くからのお客さまから私に連絡がありました。
「飯島さん、ご無沙汰です。」
「迷惑を掛けてしまって申し訳ない。」
「実は、昨夜飯島さんの車に当ててしまったのは、私の長男なんですよ。」
「えっ、そうなんですか!」
「息子さん、とても立派な対応でしたよ!」
以上です。