いきなりですが、野球部時代の後輩から連絡が来ました。
後輩の特定をされてはいけないので、どこの誰とは言えませんが、彼は、とある野球チームの次期監督候補です。野球が大好きで、本当に大好きで、だからこそ長い間チームの監督をするために多くの我慢をして来ました。
心優しく、正直で、情があって・・・、それこそ彼の人の好さや人間としての温かみを表現したら切りがないほど素敵な男です。
そんな彼がその道をあきらめようとしています。
彼の心中を察すると・・・、本当に苦しかったと思います。
「チームが負けたら監督に」
これは彼に提示されていたチームの方針でした。
要するに、チームが負けたら監督を交代するので、それまでは辛いかも知れないが待っていろと言うことなのです。
彼もこの方針には疑問を持ちましたが、それでも野球とチームが大好きなので懸命に耐えて来ました。
そのチームは勝ちました。
これで、彼の監督就任は流れました。
先輩、チームは勝ちました。ここで一度ケジメをつけたいと思っています。やはり、チームが負けることが目標と言うのは、私にはどうしても耐えがたく、精神的にも持たない気がします。トレーニングも勉強もして来ました。このことに全く悔いはありません。
ありがとうございました。
負けたら監督就任って、確かに彼の人間性には全く合っていません。昨日のブログではありませんが、「180度」違うことです。彼の人間性から言うと、余りにも残酷な目標です。
人生は、自分の力ではどうしようも無いことがしばしば起こります。残念だけど運命にはどうしても抗えない。
でも、貴兄のような人間を神様は決して放っておかないと思います。
私から今言えるのはこんなことしかありません。
ごめんね。
野球を嫌いにならないで、いつまでも野球が大好きな彼でいて欲しいと、心からそう思っています。
以上です。